【マイナンバーカード】電子証明書の更新って何?|とっても簡単な手続きです

MN-06-ic マイナンバー

今回は、マイナンバーカードの電子証明書の更新手続き方法を説明します。

ある日、電子証明書の有効期限通知書と書かれた封書が届いたら、「これ何?」って思いますよね。
その疑問は3分で解決します。では早速説明していきます。

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電子証明書とは

まず、マイナンバーカードには有効期限があります。
カード自体の有効期限は、発行から10回目の誕生日(未成年は5回目の誕生日)です。そして、電子証明書の有効期限は、発行から5回目の誕生日です。

家族で同じタイミングでマイナンバーカードを作ったのに、有効期限がみんな違うことを疑問に思いましたよね。有効期限は誕生日によって決められているので、みんな違ってくるんです。

種類18歳以上
有効期限
18歳未満
有効期限
備考
マイナンバー
カード
発行から10回目
の誕生日
発行から5回目
の誕生日
電子証明書は通常ついているものですが、マイナンバーカードの申請の時に「□不要」にチェックをした人はついていません。
署名用
電子証明書
発行から5回目
の誕生日
発行から5回目
の誕生日
5回目の誕生日を過ぎると自動的に失効します。
有効期間内であっても、住所・氏名等に変更があった場合は自動的に失効します。
利用者証明用電子証明書発行から5回目
の誕生日
発行から5回目
の誕生日
5回目の誕生日を過ぎると自動的に失効します。
※15歳未満の方は①署名用電子証明書はもともとついていません

電子証明書の有効期限が過ぎた場合には、e-Tax等の電子申請、コンビニでの各種証明書取得、健康保険証利用、マイナポータルへのログイン等に使えなくなります。

なお、電子証明書の更新手続きを行わなくても、マイナンバーカード自体の有効期限までは、本人確認書類として使えます。

自分のマイナンバーカードを出して、有効期限を確認してください。

MN-03-01
国税庁/マイナンバーカード方式を利用される方より

電子証明書の有効期限は、「マイナンバーカード有効期限-(マイナス)5年」で考えると簡単です。
例えば、マイナンバーカード有効期限が「2030年1月1日」だと電子証明書の有効期限は「2025年1月1日」になります。

国から手紙が届く

有効期限がいつか分からないし、有効期限があるなんて初めて聞く人も多いと思います。
けれど心配いりません。有効期限が近付くと、国から封書で「有効期限通知書」が届きます。

MN-06-01
マイナンバーカード総合サイト/更新手続きについてより

有効期限の3ヶ月前を目途に、有効期限通知書が送付されます。更新手続きは有効期間満了の3ヶ月前より可能です。封書が届いたら役所に行きましょう。

まず下記パンフレットが入っているので、確認してください。

MN-06-02
MN-06-03
マイナンバーカード総合サイト/更新手続きについてより

必要書類を準備してください。

本人が更新手続きする場合の持ち物
  • マイナンバーカード
  • 有効期限通知書(忘れても手続可能です)
  • 暗証番号

本人が行く場合は、マイナンバーカードと暗証番号さえ分かればすぐ行けますね。

代理人に更新手続きをお願いする場合の持ち物
  • 申請者本人のマイナンバーカード
  • 代理人の本人確認書類(顔写真付きのもの、マイナンバーカードや運転免許証等)
  • 照会書兼回答書(申請者が全て記入し、同封されている封筒に入れて持参する)
  • 有効期限通知書(忘れても手続き可能です)

代理人が手続する場合は、色々と準備が必要になります。
申請者のマイナンバーカードと、代理人の本人確認書類も必要です。
有効期限通知書(広げればA3用紙、点線で切り離せます)の右側に「照会書兼回答書」がついています。

この照会書兼回答書は、申請者本人が全て記入し、同封されている封筒に入れて、代理人に渡します。

署名用電子証明書/利用者証明用電子証明書 新規発行/更新照会書兼回答書
の記入の仕方
  • step1

    回答書欄と委任状欄の右上に、日付を記入します

  • step2

    回答書欄、申請者の住所と氏名を記入します
    ㊞に押印します

  • step3

    暗証番号を記入します
    署名用電子証明書の暗証番号(英数字6~16桁)
    利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)
    住民基本台帳用暗証番号(数字4桁)
    上記3種類が必要です

  • step4

    委任状欄、申請者の住所と氏名を記入します
    ㊞に押印します

  • step5

    代理人欄を記入します
    代理人にする人の住所、氏名、本人との関係を記入します

照会書兼回答書が全て記入されていないと、受付してもらえませんので記入漏れのないようご注意ください。

この照会書兼回答書を使うと、仕事で平日役所に行けない家族の代わりに、他の家族が代理人として手続き出来るので便利ですね。

暗証番号の確認

電子証明書の更新手続きには、暗証番号が必要となります。
暗証番号は、カードを交付した時に、自分で決めて自分で入力した番号です。
暗証番号の種類は下記の通りです。

暗証番号の種類文字数等用途
署名用電子証明書
暗証番号
英数字6〜16文字
※英字は大文字
インターネット等で電子文書を作成・送信する際に利用します(文書が改ざんされていないかどうかを確認することができる仕組み)
・e-Taxの電子申告
利用者証明用
電子証明書暗証番号
数字4桁インターネットのウェブサイト等にログインする際に利用します(利用者本人であることを証明する仕組み)
・マイナポータルへのログイン
・コンビニでの住民票の写し等の交付
・健康保険証
住民基本台帳用
暗証番号
数字4桁住民票コードをテキストデータとして利用するための暗証番号
券面事項入力補助用
暗証番号
数字4桁マイナンバーや基本4情報(氏名・住所・生年月日・性別)を読み取るための暗証番号
※15歳未満の方は①署名用電子証明書はもともとついていません

今回は、①署名用電子証明書暗証番号②利用者証明用電子証明書暗証番号③住民基本台帳用暗証番号の3種類を使用します。
マイナンバーカード交付の時に記入した、暗証番号の控えの用紙があれば持って行きましょう。

もし暗証番号が分からない人は、当日再設定できますので心配いりません。その際に本人確認書類が必要となりますので、必ず持って行ってください。(電子証明書は、インターネット上の身分証明書のようなものなので、発行には厳密な本人確認が必要です。)

マイナンバーカードが本人確認書類なのに、暗証番号を設定するのに本人確認書類がいるんですね。忘れるとまた役所に行かなければならないので、必ず持って行きましょう。

※ちなみに電子証明書の更新手続きは無料です。

役所に行く

住所のある役所のマイナンバーカード受付窓口に、必要書類を持って行きます。

  • マイナンバーカードを出して、窓口で更新手続きの申請書を記入します。
  • 受付が終われば、更新の手続きを進めてもらいます。
  • 役所の人の指示通りに、暗証番号を入力します。
  • これで、電子証明書の更新手続きは終了です。簡単でしたね。

電子証明書の更新手続きは、役所の窓口でしか出来ない手続きとなります。ネットや郵送では手続き出来ませんのでご注意ください。

役所に行く時間がなかったり、手続きするのを忘れてしまっていた場合、電子証明書の有効期限が切れてしまいます。しかし、有効期限が切れていても、同じように手続きすれば、電子証明は発行されマイナンバーカードを引き続き使うことができます。

マイナンバーカードの電子証明書が切れていても、マイナンバーカードを本人確認書類として使えます。
ただ、電子証明書が切れていると、暗証番号を使って行うe-Tax等の電子申請、コンビニでの各種証明書取得、健康保険証利用、マイナポータルへのログイン等に使えなくなります。

有効期限が切れているなと気づいたら、早めに電子証明書の更新に行かれることをおすすめします。

ではここまで読んで頂きありがとうございました。

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