今回は大相撲名古屋場所の観戦の注意点やおすすめポイントを紹介します
気を付けたい事
早めに到着する
初日~12日目は8時30分、13日以降は10時開場となります。再入場は17時まで可能です。
朝から観戦する人は少ないですが、お昼過ぎには半分ぐらい席が埋まってる状態です。
できれば13時頃には会場入りし、買い物も済ませ、十両土俵入りには着席しておきましょう。
スケジュール
前相撲 | 8:25~ | 入門したての新弟子の取組です 3日目から行われます |
序ノ口~幕下取組 | 8:35~ | 序ノ口、序二段、三段目、幕下の取組です |
(13日以降は10時頃からです) | ||
十両土俵入り | 14:15~ | 関取の入場です |
(初日と千秋楽は、十両土俵入り以降全ての予定時間が早まります) | ||
十両取組 | 14:35~ | 関取の取組が始まります |
協会ご挨拶 | 初日と千秋楽に相撲協会理事長が三役力士と一緒に土俵に上がり、挨拶を行います | |
幕内土俵入り | 15:40~ | 幕内力士の入場です |
横綱土俵入り | 15:55~ | 横綱の入場です。右に太刀持ち、左に露払いを従え土俵入りします |
賜杯、優勝旗返還式 | 初日に前場所の優勝者が賜杯と優勝旗を返還します | |
中入り | 16:00~ | 約10分間の休憩時間があります |
幕内取組 | 16:10~ | 幕内力士の取り組みが始まります |
三役揃い踏み | 17:15~ | 千秋楽だけの儀式です。東西の三役力士が土俵の上がり、扇の形で三人揃って四股を踏みます |
弓取式 | 18:00~ | 結びの一番の勝者の代わりに、作法を心得た力士が勝者の舞を演じます |
表彰式 | 千秋楽に幕内優勝力士に天皇賜杯と優勝旗が授与されます |
周辺駐車場はスグに満車になる
ドルフィンズアリーナには駐車場がありません。近くに名古屋城二の丸駐車場、名古屋城正門前駐車場がありますがスグ満車になります。
ドルフィンズアリーナは、名古屋城駅下車、7番出口より徒歩5分の場所にあるので地下鉄で行かれる事をおすすめします。
入り待ちはできない
2018年から力士は駐車場から直接場所入りする事になりました。入り待ちはできませんのでご注意ください。
長時間入り待ちをして、観客が熱中症にならない為の対策です。
2階向正面通路からも、力士の場所入りを見ることはできません。通路が人だらけで迷惑になります。
空いてるトイレに行く
トイレは1階に男女2ヶ所、2階に男女4ヶ所、3階に女性用が4ヶ所あります。
1・2階は混雑しているので、女性の方は3階を利用されるといいと思います。
特に中入りの休憩時間の時は、大変混雑しますのでご注意ください。
暑さ対策していく
名古屋場所は夏真っ只中です。会場に着くまでに汗だくです。
会場はエアコンが効いていますが、空調は天井にあるのでイス席は涼しいですが(風が直接当たる席もあり寒く感じる人もいます)マス席、タマリ席では空調が届かず暑いです。
テレビで観ていると、マス席、タマリ席の観客がうちわでパタパタしています。
土俵に近くなるほど暑いので、熱中症に気を付けて水分補給をし、暑さ対策して行きましょう。
名古屋場所でのおすすめポイント
入場する時
名古屋場所で入場する時、席ごとに入口が分かれています。向正面と東入口、正面と西入口です。
自分の席の列に並びますが、チケットのもぎりを親方衆がしてくれます。受付が二手に分かれてるので、ご贔屓の親方がいればそちらに並びましょう。
取組表を貰う
入場の時忘れずに当日の取組表を貰いましょう。やや字が小さめですが、取組が全て載っています。
表は序ノ口から幕内までの取組と、大まかなタイムスケジュールが書いています。審判も載っており、どのタイミングで交代するかも書いてあります。行司や呼出の名前も書いてあります。
左側に更に小さい字で書いてあるのが、本日の懸賞取組です。取組前に懸賞幕を持って呼出が土俵を一周しています。その企業名が全て書いてあります。
結びの一番の横綱の取組となると、懸賞の数も凄いです。私は初日に行きましたが、数えてみたところ35本でした。
裏面は星取表になっています。初日は何も書いてませんが、2日目からは前日の勝敗が、白星か黒星で記されていきます。
小さいお子様がいる場合はマス席がいいです
観戦は長時間になるので、子どもは途中で飽きてしまいます。
気分転換に外に連れて行く場合でも、マス席なら通路もあるので移動も簡単です。イス席のように、人の前をすみませんと言いながら通らなくて大丈夫です。
大人4人が座れるの席なので、1人でも子どもがいれば広く使う事ができます。4歳から入場券が必要となりますので、人数を間違えないようご注意ください。
3歳までの子どもが大人の膝の上で観戦する場合は、入場券は不要です。
食堂ルーキーズ
2022年から食堂が新しく生まれ変わりました。営業時間は9時から17時です。
以前の学食のような雰囲気とは違い、おしゃれカフェです。パスタやカレー、パンケーキもあります。
お昼前に到着した場合、ここで食事してもいいですね。運が良ければ、力士に会えるかもです。
大応援団が来てる
どこの場所でもそうですが、力士の大応援団が来ている時があります。名古屋場所であれば、東海三県や信州、北陸辺りの出身力士の地元の人達が見に来ています。
みんなで一緒に応援しましょうという気持ちに押され、一緒に応援するのも楽しみの一つです。
2Fから退場する時太鼓を叩いているのが見れる
今回2階の東側外階段(向正面方向)から退場した時、出口付近で太鼓を叩かれているのを見ました。
いつも正面玄関から退場するので知りませんでした。毎日の事なのかは不明ですが、初めて見れたのでラッキーでした。
これがはね太鼓なんだと思います。ちなみに観戦日は初日でした。
帰りに偶然力士の車が見れるかも
退場後名古屋城東門から帰る場合、関係者の駐車場横を通って帰ります。その時、ちょうど取組が終わった力士達が帰るタイミングと同じになったりします。
すると目の前を偶然力士が乗った車が通り、力士によっては手を振ってくれたりします。最後までファンサービスありがとうございます。
しかし、立ち止まって長時間いるのは、人だかりになり他の人の迷惑になるのでやめて下さい。
金シャチ横丁
ドルフィンズアリーナ周辺に金シャチ横丁があります。名古屋のうまいものが食べれる街になっています。
金シャチ横丁は2ヶ所に分かれていて、義直ゾーンは正門の方にあり、宗春ゾーンは東門の方にあります。
ただ義直ゾーンは夜は開いてないので、行きたい場合は入場前に行きましょう。
宗春ゾーンは22時頃まで営業している(店舗によって営業時間が異なります)ので、時間がある人は寄っていくのもいいでしょう。
会場観戦できない時
テレビで見る
テレビはBSで13時から、NHK総合は15時から18時まで放送しています。
テレビでは現地観戦ほどの迫力は感じられませんが、力士の顔も良く見えるし解説もあるので十分楽しめます。
取組後のリプレイもあるので、どうやって勝ったのか確認できます。勝敗は一瞬で決まるのでよそ見してると見逃してしまいます。
テレビで見る時絶対見て欲しいのが、土俵入りです。十両から大銀杏が結え、化粧まわしが締められます。この化粧まわしが美しい。絹製で色もさまざま、豪華な刺繍の絵模様、下端には房がついています。
化粧まわしは、後援会や企業が昇進や勝利のお祝いの時に贈ります。絵模様は企業のキャラクターなどユニークなものから、力士の地元にちなんだもの、出身校などさまざまです。
休憩の時間では、過去の名場面が流れたり、解説やゲストの話も聞けるので楽しいです。
ラジオで聴く
ラジオ放送は16時からです。16時からなので幕内の取組しか聴けません。残念です。
私は夕方車に乗るときは必ず聴いています。ただ、取り組み内容を言葉で説明しているのを、頭で映像にするのはなかなか難しいです。けれど、これが慣れてくると結構楽しいんです。
観客の声援とアナウンサーの声の大きさで、白熱してるのが伝わります。何言ってるのか分からない時もありますが、それがラジオの醍醐味ですね。
インターネット配信【AbemaTV大相撲】で見る
AbemaTVは取組開始から終了まで配信してるので、朝からずーっと楽しめます。
Abemaのアプリをインストールするだけで、家でも外出先でも無料で見れるので便利ですね。コメントを投稿する事ができるので、また違う楽しみ方ができます。
解説は、平日は親方衆、土日は花田虎上さんが務めています。
私は時間があるときは、FireTVStickをテレビに繋いで、朝から見ています。
まとめ
名古屋場所観戦する時の注意点です
おすすめポイントは
会場での観戦は、観客の熱気や力士同士のガチンコ勝負を肌で感じられます。
迫力やライブ感は現地でしか味わえません。なので行ったことのない人は、是非この記事を参考に観戦に行って欲しいです。
ただ観戦に行けない人の為に、テレビやラジオ、ネットでの視聴の楽しみ方も紹介しました。
みんなで大相撲を楽しみましょう。