高校野球が好きな方は、たくさんいますよね。人ぞれぞれ楽しみ方があると思いますが、今回はいろんな角度からの楽しみ方を紹介したいと思います。
観戦スタイル
甲子園で観戦する
やっぱり一番お勧めなのは、甲子園に観に行く事です。大歓声の中、高校球児たちが負けられない戦いをしてるのを肌で感じる事ができます。こればっかりは行かないと味わえないです。
そしてテレビでは伝わらないアルプスの声を聞いてほしいです。アルプスには控えの選手、ブラスバンド、応援の生徒、保護者と様々な人がいて、みんなが今目の前の試合に熱い思いを持っています。それを応援に変えて、アルプスが一つになっている光景は圧巻です。
ただ、一つ問題なのは暑さですね。外野は熱中症レベルの暑さです。十分に対策して行きましょう。
テレビで観る
甲子園で観戦するのは格別だけど、暑いのはイヤって人はテレビ観戦が間違いないですね。クーラーが効いた部屋で、リラックスして観れるます。
テレビの良いところは、解説があるとこですね。選手の情報も分かるし、球種も分かります。そしてリプレイも観れるので、何がどうなったのかスグ分かります。
アルプス席も映されるので、ブラスバンドやチアリーダーも観れて、テレビでも熱気が伝わり臨場感を味わえます。
ラジオで聴く
ラジオの良いところは、アナウンサーですね。何がどうなったかを一瞬で言葉で表現して、リスナーに伝えるって凄い技術だと思います。言葉の表現だけで、頭の中に映像が浮かぶような内容を喋ってるわけですから。
アナウンサーはバッターや投手の情報を伝えますが、当日の試合内容だけでなく前試合であったり、地方大会の情報までと多岐にわたります。テレビと違うところは、ずっと喋りっぱなしで情報量が多いところです。
私は、あまり淀みなく喋られると聞き流してしまうので、ちょっと勢いあり過ぎて今何て言った?ぐらいの感じのアナウンサーがいいです。
ネットで観る
テレビもラジオもない時に、頼りになるのがネットですね。スポーツ・高校野球で検索するとスグ出てきます。速報だと自動更新で状況がすぐ分かります。野球盤のような表示のものもあるので、分かりやすいですね。
ライブで観たい人は、ネットで無料視聴できるサービスもあるので、上手に利用しましょう。
甲子園へ行った時のお楽しみは
球場の外にある対戦ボードや歴代優勝旗を見る
球場に入る前に対戦ボードを見に行きましょう。当日と翌日の対戦カードが表示されています。すごくテンションが上がりますね。
そのまま甲子園を半時計回りに進むと、歴代優勝校旗が飾られていました。名立たる学校ばかりで、写真を撮る人が大勢いました。
今年はどの高校がこの仲間入りするのか楽しみですね。
お土産を買う
球場の外にある売店で、お土産は最初に買いましょう。人気のグッズは早く売り切れてしまいます。人気校のグッズや試合当日の高校は特に人気です。
お勧めは当日の対戦ボードマグネットです。いい思い出になります。
あとはやっぱり定番のタオルですね。色んな種類があるので、お気に入りを見つけて下さい。混雑する前に早めに到着して買いましょう。
早くに行くと熱闘甲子園のうちわや新聞がもらえる
球場の外に熱闘甲子園のブースがありました。行列ができていたので並ぶと、熱闘甲子園のうちわと新聞がもらえました。
数量限定の配布物だったようでラッキーでした。欲しい人は早めに行きましょう。
ブラスバンドの音楽を楽しむ
ブラスバンドは高校野球の醍醐味です。ブラスバンド目当ての人も少なくないと思います。各校の個性もあるし、地域性も感じられます。
強豪校はブラスバンドも強いので、聞き応えも申し分ありません。一緒に手拍子しながら応援すると、更に楽しめます。
楽器の音色もそうですが、応援の声も良く聞いてください。女子の声が多い学校、野太い男子の声が多い学校と様々です。
そしてチアリーダーの存在も忘れてはいけません。やはり華やかですね。学校のイメージカラーの衣装やポンポンを、使っているところが多いです。
私は演奏だけを携帯のボイスメモで録音して、いつでも聞けるようにしています。夏の感動をいつでも味わえますよ。
見どころ
開会式は絶対に見なければなりません
開会式で一番大事なところは、選手入場です。選手一同が腕を上げて行進してくるところ、出場校が横1列に並び号令に合わせて前進するところ。圧巻です。
次に大事なところは選手宣誓です。主将の言葉は全国の野球少年の気持ちであり、支えてくれた人の気持ちであり、希望や感謝の気持ちが込められています。毎年感動して泣いてしまう場面です。
そして最後に大事なのが、選手退場の時に流れる曲「栄冠は君に輝く」です。大会中は球場内でも流れますが、夏の大会でしか聞けない曲です。素晴らしい曲なので覚えてしまいましょう。
サイレンと場内アナウンス
試合開始に流されるサイレンは、球場にいるとお腹の底まで響く音量です。それが、さあ行くぞという気持ちに感じられるので、ぜひ味わってもらいたいです。試合終了時にも流れます。
高校野球の場内アナウンスは独特で、これも楽しみの一つですね。選手の名前に「君」をつけて呼びます。場内に良く聞こえるように「君」を下げて発音しているそうです。歴史の中の工夫が感じられます。
阪神園芸
みなさんは阪神園芸さんをご存じですか?球場内の整備や、球場外観の緑のツタの管理を行っています。試合終了時と5回終了後のクーリングタイム時に、グラウンド整備を行っています。
素早く、連携の取れた無駄のない動き、見入ってしまいますね。
特に見てほしいのが雨で中断した時です。中止かと思われる場合でも、阪神園芸さんの素晴らしい仕事で、試合が再開することがあります。感謝の一言ですね。
校歌斉唱と砂
感動の試合が終わった後にも、感動があります。勝利した学校は、「〇〇高校の栄誉を称え、同校の校歌を斉唱し、校旗の掲揚を行います」とアナウンスされ、校旗掲揚されるのを見ながら校歌を斉唱します。笑顔の選手達が眩しいです。
勝者がいれば敗者もいます。悔し涙をこらえ相手校の校歌を聞き、最後の礼が終わるまで礼儀正しいです。そのあと涙を流しながら、甲子園の砂を持ち帰る姿にまた涙してしまいます。
きっと更に強くなって甲子園に帰って来てくれる事でしょう。
熱闘甲子園で復習
今日の復習するために、熱闘甲子園を見ましょう。振り返りも出来ますし、高校のプチ情報も見れます。今日も楽しかったという気持ちで一日を終わらせましょう。
まとめ
どんな場所でもどんな方法でも、高校野球は楽しめます。
夏の約3週間は、毎日が楽しみです。青い空に白球が飛んでいくところ、キレイに整備された芝生の上を走る選手、まさに青春です。
スポーツは結果が全てですが、やはりこれまでの過程が大切だと私は思います。選手たちが、県の代表としてたくさんのものを背負い、大会に臨む姿には毎試合感動させられます。
これからも高校野球がある限り、みんなで永遠に応援し続けましょう。