結婚や引越しで【マイナンバーカード】の記載内容に変更があった時は?

MN-08-ic マイナンバー

結婚や引越しで、氏名や住所に変更があった場合は、マイナンバーカードの記載内容の変更が必要です。

手続きの期限もあるので、忘れずに役所に行きましょう。

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記載内容の変更とは

マイナンバーカードに記載されている、下記3種類に変更があれば、記載内容の書き換えが必要です。

  • 氏名
  • 住所
  • 性別
主な変更理由
  • 住所の変更
  • マンション名の変更
  • 住居表示の変更
  • 結婚等の戸籍関係の届出に伴う氏名の変更
  • 旧氏の登録
  • 併記名や通称の登録(外国籍の方)
MN-02-07
総務省/マイナンバー制度とマイナンバーカードより

マイナンバーカードはそのまま変わらず使用でき、顔写真の右側に4行ある記載欄に、変更事項が記入されます。

運転免許証の裏書と同じようなものですね。

手続きには期限がある

マイナンバーカード記載内容の変更期限は、次の通りです。
以下のいずれかの日付を経過すると、マイナンバーカードは失効します。(マイナンバーカードは使えない状態になり廃止となります)

  • 住み始めた日から、14日を経過したとき
  • 転出手続きの時に、届け出た転出予定日から、30日を経過したとき
  • 転入手続きの時にマイナンバーカードを忘れ、継続利用手続きをしないまま、90日以上経過したとき

うっかりしてると、あっという間に期限が来てしまいます。
転入の届出の時には、必ずマイナンバーカードを持って行きましょう。

暗証番号が必要

マイナンバーカードの記載事項変更には、暗証番号が必要です。

暗証番号は、マイナンバーカード交付時に設定した番号です。

暗証番号の種類文字数等用途
署名用電子証明書
暗証番号
英数字6〜16文字
※英字は大文字
インターネット等で電子文書を作成・送信する際に利用します(文書が改ざんされていないかどうかを確認することができる仕組み)
・e-Taxの電子申告
利用者証明用
電子証明書暗証番号
数字4桁インターネットのウェブサイト等にログインする際に利用します(利用者本人であることを証明する仕組み)
・マイナポータルへのログイン
・コンビニでの住民票の写し等の交付
・健康保険証
住民基本台帳用
暗証番号
数字4桁住民票コードをテキストデータとして利用するための暗証番号
券面事項入力補助用
暗証番号
数字4桁マイナンバーや基本4情報(氏名・住所・生年月日・性別)を読み取るための暗証番号
※15歳未満の方は①署名用電子証明書もともとついていません

③住民基本台帳用暗証番号(数字4桁)が必要になります。
②③④は3つとも「数字4桁」なので、同じ番号に設定されいる人が多いです。

署名用電子証明書をつけている人は、①署名用電子証明書の暗証番号(英数字6〜16文字)が必要になります。

暗証番号の控えの紙等がある人は、手続きの時に持って行きましょう。

暗証番号が分からない人は、役所で再設定できます。本人確認書類が必要となりますので、一緒に持って行きましょう。
詳しくは、暗証番号の再設定の方法↓こちらを確認ください。

電子証明書が失効する

マイナンバーカードの記載事項に変更があれば、署名用電子証明書は自動的に失効します。
ただし、利用者証明用電子証明書は失効しません。

電子証明書が失効しても、マイナンバーカードは使えますが、e-Taxの電子申告等ができませんので、新たに発行する必要があります。
この時に、①署名用電子証明書の暗証番号(英数字6〜16文字)が必要になります。

同一世帯員の方でも手続き可能

家族で引越しの場合、一人だけ役所に行って家族全員の分の、マイナンバーカード記載事項変更ができます。

条件があります
  • カード本人の暗証番号が分かる(③住民基本台帳用暗証番号(数字4桁)
  • 本人以外が手続する場合、②署名用電子証明書は発行できない
  • 手続きに来た人の本人確認書類が必要

例えば、4人家族(夫、妻、小学生の子、幼稚園の子)の記載事項変更だと、お母さん一人で役所の手続きができます。
お母さんが全員の③住民基本台帳用暗証番号(数字4桁)が分かれば、マイナンバーカード記載欄に新しい住所が記入されます。

ただしお父さんの①署名用電子証明書は、発行する事ができません。
これは本人しかできない手続きとなるので、別日に本人が役所に行く必要があります。ご注意ください。

15歳未満の方は①署名用電子証明書はもともとついていないので、今回の家族のお子さんの場合はつける必要がありません。

本人確認書類は下記↓を参考にしてください。

Aグループ(顔写真付きの書類)
  • 住民基本台帳カード(写真付き、有効期限内のもの)
  • マイナンバーカード(有効期限内のもの)
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • パスポート
  • 身体障がい者手帳
  • 精神障がい者保健福祉手帳
  • 療育手帳(愛護手帳)
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 一時庇護許可書
  • 仮滞在許可書
Bグループ(氏名と住所、氏名と生年月日が記載されている書類)
  • 健康保険被保険者証
  • 医療受給者証
  • 介護保険被保険者証
  • 国民年金手帳
  • 社員証
  • 学生証
  • 上記以外で「氏名・生年月日」または「氏名・住所」が記載され、市区町村長が適当と認めるもの

何かしらの届出時はマイナンバーカードを持って行く

役所で何か届出をする場合は、必ずマイナンバーカードを持って行きましょう。本人確認書類にもなるし、必要な手続きができます。
窓口で届出する時にマイナンバーカードを出せば、一緒に変更してくれます。当日忘れるとまた役所に行かなければならないので、ご注意ください。時間と手間はかけたくありません。

しかも記載内容の期限が過ぎてしまったら、マイナンバーカードが失効するだけでなく、再発行は有料となり1,000円かかります。

マイナンバーカードの再発行に1,000円も支払いたくないので、必ず役所での手続きがある時は、忘れずに持って行きましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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